【社会人&就活生必見！】ビジネスシューズの種類とシーン別の選び方

社会人&就活生必見！ ビジネスシューズの種類とシーン別の選び方

ビジネスシューズはシーンによってデザインを使い分けたほうがよいということをご存知ですか？就職活動や結婚式など、ビジネスシューズを履く機会は様々ありますが、その場に適したデザインというものがあります。

何も意識せずに履いていると、知らないうちにビジネスマナー違反になっているなんていうことも…。そうならないために、この記事ではビジネスシューズの種類とシーン別での選び方についてまとめました。

まずはビジネスシューズの種類について知ろう

ビジネスシューズの印象を大きく変える「羽根」と「デザイン」の特徴を解説していこうと思います。ビジネスシューズを履きこなす上で是非知っておいていただきたいポイントです。

内羽根式 と 外羽根式 について

内羽根式は、靴紐を通す穴が甲部分と一体化しているもの、または甲の部分に潜り込んでいるものをいいます。 フォーマルな印象を与え「スマートさ」や「上品さ」を感じさせるため、ビジネスシーンや冠婚葬祭など幅広く使うことができます。

外羽根式は、靴紐を通す穴が甲部分と一体化しておらず、甲の部分に被さっているものをいいます。 カジュアルな印象を与え「軽快さ」や「スポーティーさ」を感じさせるため、ビジネスシーンや普段履きにも適しています。

ストレートチップ

つま先部分に横一本線が入っているデザインです。ビジネスシューズの中では一番スタンダードなタイプです。フォーマルな印象が極めて高く、ビジネスシーン、リクルートシーン、冠婚葬祭まで幅広く使うことができるため1足持っていると便利です。

プレーントゥ

つま先や甲部分に装飾等が施されていないデザインです。最もシンプルなデザインで、ストレートチップに次いでビジネスシーンで活躍します。内羽根式か外羽根式かで印象が大きく変わり、ビジネスやカジュアル履きとしても使える万能性の高さが人気です。

Uチップ・Vチップ

つま先がU字かV字に縫い合わされているデザインです。ビジネスシューズの中ではカジュアル寄りの印象なのでビジネスシーンにはやや不向きですが、結婚式の2次会やパーティーには使い勝手のよいデザインとなっています。

モンクストラップ

金具付きのストラップで留めるデザインです。カジュアルな印象ですがビジネスシーンでも使われています。冠婚葬祭などのフォーマルなシーンは紐靴タイプがマナーのためモンクストラップは避けたほうがいいでしょう。

ローファー

靴紐やストラップのないスリッポンタイプのデザインです。脱ぎ履きがしやすいため使い勝手は高いです。ジャケット＆パンツのカジュアルスタイルなどに最適なデザインです。

ウィングチップ

つま先にW字の翼のような切り替えが施されたデザインです。つま先の装飾(メダリオン)や多数の穴(ブローグ)が特徴的なビジネスシューズです。カジュアルな印象が強く、結婚式やパーティーではクラシックな雰囲気を演出します。

ビジネスシューズってどう選べばいいの？最適なビジネスシューズの選び方を徹底解説

ビジネスシューズを履く機会は、社会人はもちろんのこと、就職活動中の面接や結婚式、お葬式など様々なシーンがあります。シーンによって適切とされるデザインやカラーがあるため、どのようなビジネスシューズを履けばいいのか迷うことがあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

ビジネスシーンの場合

デザインは、ストレートチップ(つま先に横1本線が入っているもの) または、プレーントゥ(つま先や甲に装飾等がないもの)が一般的です。

カジュアルな印象のモンクストラップやウィングチップももちろんOKですが、派手すぎるものはビジネスシーンでは不向きです。カラーは、黒か茶色がスーツにも合わせやすいのでおすすめです。周りと差をつけたいという方は、暗めのブルーや明るめのブラウンなど少し個性のあるカラーを取り入れるのもいいですね。

リクルートシーン(就職活動)の場合

内羽根式のストレートチップ(黒色)を選びましょう。これを選んでおけば問題ありません。プレーントゥやダークブラウンはNGというわけではありませんが、ストレートチップに比べると若干カジュアル寄りになってしまうので、就職活動中に履いている方は少ないという印象です。

必ず気をつけていただきたいポイントは【紐靴タイプ】を選ぶということです。モンクストラップやローファーなどの靴紐がないタイプはカジュアル向けのため、リクルートシーンでは避けましょう。

結婚式の場合

結婚式なら多少派手なものやお洒落なビジネスシューズを履いても大丈夫だろう、と思いがちですがこれはNGです。一般的にはフォーマルな印象である紐靴のストレートチップ(黒色)を選ぶのがマナーとなっています。

また、羽根のデザインは内羽根式がフォーマル、外羽根式がカジュアルとされているので、【内羽根式】を選ぶことでよりフォーマルな印象を高めることができます。

結婚式で避けたほうがよいものとしては、スニーカーやブーツなどのカジュアルな印象が高いものや、アニマル柄、動物の革を使用したものは殺生をイメージさせるため結婚式の場には相応しくありません。二次会などのパーティーであれば、カジュアルな印象のウィングチップやローファータイプでもOKです。

お葬式の場合

内羽根式のストレートチップ または、プレーントゥの黒色であれば問題ありません。冠婚葬祭の着用する礼服は、フォーマルで黒色のものを身につけるのがマナーとなっています。

なので結婚式同様、カジュアルなものや殺生をイメージさせるアニマル柄などは避けましょう。また、金具がついているビットタイプやモンクストラップタイプもカジュアル寄りになるため、紐靴タイプを選ぶようにしましょう。

多くのシーンで使えるビジネスシューズは？

これを選べば間違いないデザインは 『 内羽根式のストレートチップ』です。ビジネスシーン、リクルート、冠婚葬祭などの様々なシーンで使うことができる最も使い勝手のよいデザインです。

社会人の方はもちろんのこと、ビジネスシューズを初めて購入する就活生や新社会人の方におすすめのデザインです。

内羽根式 ストレートチップ

靴のニシムラおすすめビジネスシューズ

AIR WALKING Wilson エアーウォーキングウィルソン
ストレートチップやビットタイプなど全6タイプから選べるビジネスシューズ。とても軽くてクッション性にも優れているので歩きやすいのが特徴です。営業マンや就職活動中の学生にもおすすめできる１足。

WALKERS-MATE ウォーカーズメイト
履くほど足に馴染む天然皮革を使用したワンランク上のビジネスシューズ。ゆったり設計のワイズ3Eなので履きやすさはもちろんのこと、上質な質感でデザイン性もGOOD！

ALFRED JONES アルフレッド ジョーンズ
緻密で正確な作りの良さに加え、耐久性が高く長く使えるメリットがある日本製のビジネスシューズ。本革独自の柔らかさで足を優しく包み込み、贅沢な質感があなたを虜にします。

ビジネスシューズを履きこなす

ビジネスシューズには多くの種類がありますが、それぞれの適したシーンによって使い分けることが履きこなすための秘訣と言えるでしょう。足元は意外と見られているので、取引先との打ち合わせや就職活動中の面接などの場で履きこなすことができていれば相手に良い印象を持ってもらえるでしょう。

ビジネスシューズを選ぶときは、どうしてもカッコよくてお洒落なものなど見た目重視で選びがちになってしまいますが、ビジネスマナーやTPOを意識したビジネスシューズ選びが大切なポイントだということを是非覚えておいてくださいね。