子ども靴について保育士さんの意見を聞いてみました

日々、たくさんの子どもと触れ合っている保育士さんは、子どもの靴を見て何を感じているのでしょうか?

保育士さんは、感じたこと、気づいたことを親御さんに教えてあげたいと思っているけど、なかなか言えないことが多いと思います。そこで、現役保育士さんに子ども靴についての意見を聞いてみました。

ひとりで脱ぎ履きできるものを

ひとりで脱ぎ履きできるものを

あなたのお子さんは、一人で靴を履けますか?靴のタイプによって自分で履けたり、親が履かせないといけない靴ってありませんか?

保育士さんとしては、子供ひとりで脱ぎ履きできるものを履かせて欲しいと思っているようです。これについては、直接言われることもありますよね。クラスの人数によって変わりますが、2歳~5歳の子どもを担当する保育士さんは1、2名で全員の面倒を見なくてはいけないところが多いと思います。

なので、一人ひとりに靴を履かせることは出来ません。また、こども園では、自分で何でもできるように、という教育をしているのではないでしょうか。親もそれを望んでいるはず…。複雑なデザインの靴は通園用としては向かないと思うので、足をスポッと入れるだけのスリッポンタイプや、ベロ部分が大きく開くマジックテープタイプなどがおすすめです。

清潔に保てる洗える靴を

清潔に保てる洗える靴を

子どもには外で元気に遊んで欲しいですよね。きっと園児も保育士も同じ気持ちです。園庭には、草むら、砂場、泥、水たまりと、汚れる要素がたっぷりです。

でも子どもには、靴を汚さないでね、なんて言えないですよね。汚れてしまうことはあるけど、たくさん遊ぶことが子どもの楽しみですからね。外で思いっきり遊んでもらうためには、ある程度、汚れることを想定した靴で通園させるのが良いですね。

汚れたあとは、親がしっかり洗ってあげることが大事です。そのままにしておくと、バイ菌が繁殖してしまいます。大事な子供の足を守るためにも、靴は清潔にしてあげましょう。その為には、洗いやすい柔らかい素材を選んでみるのが良いのではないでしょうか。甲部分が、本革などの凝った素材だと、手入れも大変です。洗濯することも考え、洗い換え用として、もう1足、予備があったほうが良いと思います。

担当の保育士さんに直接聞いてみる

担当の保育士さんに直接聞いてみる

自分の子どものことを可愛がってくれる保育士さんっていますよね?時々僕も、こども園に送り迎えをすることがあります。朝、クラスまで送っていくと、自分の子どもが、保育士の先生に抱きついて行く姿をよく見ます。

親としては嬉しいことです。子供は素直なので、可愛がってくれているから、単純に先生のことが好きなんだな~と思って、ほっこり見てしまいます。そんな保育士さんは、子供のことを毎日考えてくれています。この靴硬くないかな?重たくないかな?と、そういうことをよく考えるそうです。

どのような靴を履かせたほうがいいのか悩んだとき、担当の保育士さんに相談してみると、実用性のある良い靴を教えてくれるかもしれないですね♪

お下がりの靴を使うとき

兄弟、姉妹がいる家庭では、サイズアウトした上の子の靴をとっておいていることがあると思います。また、親戚や知人から貰うこともあると思います。

最近では、メルカリ、フリルなどのフリマアプリも流行しているので、ネットで靴を購入する方も増えてきています。しかし、こども園では、靴にフルネームの記入が必須なところがほとんどなので、すでに名前が書かれている場合、皆さんはどうやって名前を消していますか?

子ども靴の名前の消し方

子ども靴の名前の消し方

子供の靴に名前を書くとき、少し前は外からでもみえるところに大きく名前を書いていましたね。 しかし最近は、子供が巻き込まれる犯罪が増えていることから内側の見えないところに名前を書くように指示されることも増えています。

内側に油性マジックで名前を書いてしまったときは、あえてきれいに消さなくても上から油性マジックで線を引いて消す程度でもかまわないかもしれませんね。 ただ、外側からみえるところに名前がある場合はできるだけきれいに消してからお下がりしましょう。

油性マジックは、ゴムに書いても布に書いても落ちにくいことが特徴のペンです。 そのため、布面に書かれた文字は薬剤を使ったりしてインクを落とそうとしても黒くインクがにじんでしまい汚くなりがちです。 ただ、合皮の部分に書かれた名前であればエタノールやアルコールで消すことができます。

脱脂綿にアルコールを含ませて油性マジックで書いた文字をポンポンたたきます。 アルコールがしみこんだところで、きれいにふき取れば完了です。

アルコールの他にも油性マジックのインクを溶かすことができる除光液なども使えます。 どの薬剤も使用中は強いにおいがするため、十分に換気をしながら作業してくださいね。 また、アルコールやエタノール、除光液を靴に直接ふりかけるのはやめてくださいね。 靴の色が落ちたり、靴自体を傷める可能性があります。


引用:双子ままの日々のコト http://mama-memo.com/1794.html

靴本体に名前を書く場合は、合皮の部分に書くほうが良さそうですね。内側の布に書いてあるものは、中々取れなさそうなので、思い切って太い油性マジックで消して、別の場所に書く方がいいんですね。

こども園から名前を書く場所を指定されていない場合、犯罪のリスクを考えて、あまり目立たない場所に書きたい!ということであれば、べロの裏側などに書くのも良いかもしれないですね。

上履きはサイズ調整できるものを

上履きはサイズ調整できるものを

認定こども園や保育園によって、上履きを用意しないといけないところ、何も履かせないところ、様々だと思います。先日、うちの息子が新しいこども園に入園したとき、保育士の先生に勧められた上履きがありました。

それはベルトタイプの上履きでした。スリッポンタイプもよく見かけますよね?先生が言うには、長く履いているとクタクタになるようです。クタクタになると、ピッタリサイズで履けなくなり、結果的にかかとを踏んでしまい、危ないそうです。

納得のいくご意見だったので、その足でベルトで調節できるタイプの上履きを買いに行きました。メッシュタイプは「洗いやすい」というメリットはありますが、クタクタになりやすいですね。キャラクターのプリントの入った、バレーシューズを履いている子も多いので、しっかりしたものを履かせたい方は、バレーシューズも良いと思います。

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さいごに

保育士さんは、平日のあいだは、親よりも自分の子供といる時間が長いです。たくさんの子供を日々見ていて、様々な情報を多く持っていると思います。どんな靴を買おうかと迷って、決めきれないとき、保育士さんに聞いてみると、具体的なアドバイスをいただけると思いますよ。